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「3日後に世界王者になる人」と飲んだ紅茶の味。

今から12年前の
7月15日。

私は高田馬場の駅前にいました。

3日後の世界タイトルマッチに備えて、
ドクターによる検診を受けるために
挑戦者の内藤大助選手と
待ち合わせをするためです。

当時、一緒に内藤選手をサポートしていた
カメラマンのYさんも一緒です。

小雨の降る日で、
私たちは傘を持っていませんでした。

「内藤さん、ボク、
売店で傘を買ってきますから
ここで待っていてください。」

私が、
400円のビニール傘を買い、
改札に立つ内藤選手のところに戻ると、
機嫌が悪い顔をしています。

「内藤さん、
さあ、傘をさして
行きましょう。」

すると、内藤選手は
こう言うのです。

「そんな、
ちょっとしか使わない傘なのに、
400円も、もったいないですよ。」

彼は、
お金を大切にする人なのです。

私は、大切な世界タイトルマッチを
三日後に控えた身なのに、風邪など
ひかせたら大変だと思い、

「まあまあ。
とにかくタクシー乗り場まで
急ぎましょう。」
と言い聞かせて、タクシーに
乗り込みました。

無事、ドクターによる検診も終わり、
マスコミの取材も終えて、
また高田馬場駅に三人で
戻りました。

内藤選手は、
「このまま帰るのは寂しいから、
喫茶店でお茶でもしましょうよ。」
と言います。

駅前の「不二家」で
私たち三人は紅茶を飲みながら、
内藤選手が持っていた週刊誌を見ながら
ボクシングと全然関係ない話を
一時間ぐらいしていました。

「じゃあ、そろそろ行こうか。」

私達は山手線で上野駅まで行き、
そこで別れました。

「じゃあ、
18日のタイトルマッチまで
風邪をひかないでね。
ベストコンディションなら勝てるから。」

それが内藤選手と一緒に電車に乗った
最後の日になりました。

なぜなら、
その3日後のタイトルマッチで
彼は見事に世界チャンピオンに輝き、
試合の日も取材の日も、
黒塗りのハイヤーが
自宅まで迎えに来るように
なったからです。

シンデレラのような
成功物語です。

「たった3日で
運命って変わるんだなあ。」

「努力してきた人を
神様は裏切らないんだなあ。」

そんなことを、
私は彼との時間で学びました。

たった3日で
運命が変わったように見えましたが、
本当は、そこに至る10年の
彼のプロキャリアが
実を結んだ時間でも
あったわけです。

「努力してきた人を
神様は裏切らない。」

毎年、7月18日になると
そんなことを思い出します。

明日から主宰する経営スクール
「ビジネスタイガー講座」の第三講。

受講者からどのような
「努力を続けたからこそ
得られた成果」を
聞けるのか楽しみです。

暑い日が続きます。
水分補給を忘れずに
今週後半もがんばりましょう。

菅谷信一

追伸:

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