今日は息子が
小学校ではじめての
テストの日。
名前の欄に自分の名前が
ちゃんと書けるのかな?
などと朝から心配しながら
息子を送り出しました。
昨年秋に、息子は
水戸市内の私立小学校を
受験しました。
私立って、親子面接なんですね。
当然、私もネクタイ締めて
面接に臨みます。
先生
「菅谷さんの教育方針は
何ですか?」
私
「正直、勉強なんか
できなくてもいいと
思うてます。
でも、目の前に
困っているおばあさんに
声をかけたり、
白い杖をついている人が
いたら、手を差し伸べられる
子になってほしいと
思うてます。」
先生
「お母さんはいかがですか。」
妻
「はい。まあまあそんな感じです。」
3日後に届いた合否通知は、
見事に不合格。
「ちょっと面接で言うたことが
正直すぎたかな。」
ちと反省しました。
系列の保育園からは
史上初の不合格という
記録を作ってしまいました。
息子よ、ごめん。
でも、息子に
私はこういいました。
「いいか。
人生は長距離マラソンなんだ。
パパが子供の頃に、
瀬古利彦っていう
マラソン選手がいたんだ。
瀬古さんは42キロのマラソンで、
ラスト400メートルでいつも
相手を抜かして優勝したんだ。
だから、息子よ。
お前も、人生のスタートに
失敗したからって気にするな。
ラスト400メートル勝負だぞ!」
年端もいかぬ息子に
そんな訳のわからぬ
たとえ話をして励ましたのでした。
息子よ。
人生は長距離マラソン。
でも、今日のテストは



