昨日、息子が
「この箱、組み立ててよ~。」
と近寄ってきました。
雑誌の付録についていた
ひまわり栽培の箱だそうです。
私は仕事が忙しかったこともあり
「好きにやってみろ。」
と勝手にやらせることにしました。
「好きにやってみろ。」
そんな人を
突き放すような一言が
人の運命を大きく変えることもあります。
私が小学6年生の夏、
1980年8月2日。
長い下積みを経て、
気がついたら30歳。
出世コースから完全に遅れた
ボクシングの挑戦者、
上原康恒選手。
敵地アメリカのデトロイトで
10度防衛中のチャンピオン、
セラノ選手(プエルトリコ)に挑戦します。
下馬評は圧倒的に不利。
試合でも上原選手のパンチは
なかなか当たりません。
試合序盤は上原陣営も
あれこれ指示を出していましたが、
あまりにも一方的な展開に
沈んだムードに。
そして、5ラウンド終了後、
上原陣営の会長から
半ばヤケクソ気味な指示が。
「康恒。
好きなようにやってみろ。」
そこで肩の力が抜けた上原選手。
右フック一発で王者セラノ選手を
ノックアウト。
この動画の22分過ぎに炸裂した
右フックたった一発で
上原選手の人生が大逆転しました。
テレビの解説者は、「その瞬間」まで
上原選手の試合ぶりや
ヒョウ柄のトランクスを
ゲラゲラ笑ってバカにしていました。
そんなテレビ解説席も
一瞬で凍りつかせた一発。
動画を見ると、
その解説席の激変ぶりが
面白いです(^^)
見事に世界王者に輝いた上原選手、
初防衛戦では破格の4000万円を
稼ぎ出します。
「好きなようにやってみろ。」
信頼関係がないと
なかなか言えない言葉ですが、
このように好結果を生むことも
あるのですね。
さて、
私の息子の箱はうまく出来たかな?
菅谷信一
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締め切りまであと3日になりました。


