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夏が来れば思い出す「募金箱」

こんにちは。
菅谷信一です。

この週末は全国で
お祭りや花火大会が
行われたようですね。

私の住む水戸でも
恒例の「黄門まつり」
というお祭りがあり、
家族と出かけてみました。

「まずは一杯」と
妻とビールで喉を潤していると、
3人の若い女性が
募金活動をしています。

27歳の友人が
アメリカで心臓移植の
手術をするための
募金活動だそうです。

「募金がしたい。」
という一年生の息子に
「パパの分と合わせて
募金してきてよ。」
と1000円札を渡しました。

その27歳の女性が
私と同じ笠間市出身というのも
私が募金をしようと思った理由です。

ですが、もうひとつ
私が彼女たちの募金活動を
「無視」できなかった理由が
あります。

それは「募金」について
私が生涯忘れることはないであろう
2007年6月の出来事を
思い出したからです。

当時、私は仕事のかたわら
昔トレーニングしていた
宮田ジム所属のボクサー、
内藤大助選手をサポート
していました。

その内藤選手の世界挑戦が
決まったものの、資金が不足して、
「募金」を始めることにしたのです。

試合会場費や
相手に払う報酬など
想像以上に多額のお金が
必要だということが分かったのです。

スポーツ紙面では
「世界戦開催の見通しが甘い」、
「お金がないなら世界戦やるな」
という厳しい意見のオンパレード。

ですが、私たちスタッフは
「なんとか内藤選手を世界戦の
リングに上げるために、
できることは何でもやろう。」
と募金活動を始めたのです。

すると、翌日から
スポーツ新聞を見た方々から
ジムあてに現金書留が届くように
なったのです。

現金書留の封を開くと

「世界タイトル、がんばってください。」
「小遣いが余ったので使って下さい。」
「パチンコで勝ったので募金します。」

などたくさんのメッセージとともに
決して少なくない募金が同封されていました。

私は試合場で配布するパンフレットを
作る係もしていましたので、
早速、宮田会長、マネージャーに相談して
この募金を頂いた方全員のお名前を
パンフレットに掲載することにしました。

その数、200名以上。

そして、内藤選手は
「募金」というサポートも得て
2007年7月18日、
世界王座を獲得したのです。

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私たちにとって、あの募金活動は
奇跡を起こすための
大きな一歩でした。

あのとき、募金をしてくれた方々。
もしこのメルマガを読んで頂いて
いましたら、あらためて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

そして、昨日、
水戸で募金活動をしていた女性にも、
内藤選手と同様に神様が微笑んで
くれることを祈っています。

さて、私の今週は
福島での「ビジネスタイガー」
会員の個別コンサル、
出版社との新刊の打ち合わせ、
「住宅営業革命プロジェクト」
と続きます。

暑い毎日、お互い身体に気をつけて
がんばりましょう。

菅谷信一

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