こんにちは。
菅谷信一です。
今日は日帰りで
函館商工会議所での
講演に向かいます。
今から25年前、
私が最初に入った会社は、
日立製作所の関連会社でした。
茨城県ですから、
日立のマークがついた
関連会社がとにかく多いのです。
4年後、大企業が肌に合わず
退職した私は、なかなか転職できず
早朝5時から宅配便の倉庫で
仕分けのバイトをしていました。
ゴルフ場が多い茨城県。
宅配便の営業所の倉庫には、
無数のゴルフバックが積まれています。
白い息を吐きながら、
朝からそれらのゴルフバッグを担いで
倉庫を走り回ります。
そのアルバイトが終わると、
室内温水プールの監視員の
アルバイトに直行です。
首から笛をぶら下げて監視したり、
デッキブラシを持ちプールサイドを
清掃します。
毎日、13時間に渡り、
朝から晩までヘトヘトになるまで
肉体労働をしても、
収入は14万円にしかならなかったことを
よく覚えています。
「奴隷」以外の何者でもありません。
20年経った今、私は
顧客に総額50億円の売上増を支援する
コンサルタントになっています。
講演会では毎回50名以上の
受講者が集まり、彼らに
独自の業績逆転術を伝授しています。
2時間の講演では20万円を頂き、
顧問契約を結ぶ企業での面談では
2時間で18万円を頂いています。
一ヶ月14万円でこきつかわれていた
宅配便+プールの監視員時代の
私の給料は、何だったのでしょう。
「奴隷から開放されたい」。
その思いこそが、
私の人生で変革を積み重ねてきた
原動力だったように思います。
「奴隷」とは、
会社の奴隷や社会の奴隷
ということだけでなく、
「業者ポジション」からの脱却
という意味も含みます。
そのような幅広い意味での
「奴隷」からの脱却を常に
意識することが、自身への
変革を生むのでしょうね。
新刊の校正が始まりました。
こうした出版も
「奴隷からの解放」を意識して
8年間続けていることです。
お互い
「今の自分は何かの
奴隷になってはいないか」
を意識して来週の仕事に
向き合っていきましよう。
良い週末をお過ごし下さい。
菅谷信一



