出版のカリスマ・土井英司さんに温かいアドバイスをいただきながらも、企画書を「斬られ」てから5年。
実績を積んだ内容をもとに再チャレンジした出版企画は、4月中旬からこれまでの無反応が嘘のような動きを見せます。
「菅谷さん。今日一日で2社からオファーがありました。」
「また今日も1社、会いたいって連絡がありましたよ。」
「今日も1社です!」
連日のように出版社への企画持込みを依頼している出版コーディネイターの小山さんから、電話がかかってきます。

●出版コーディネイト・(有)インプルーブ・小山睦男さん
長崎・平戸での幼少時代の物語が泣けます(^^;;)
http://ameblo.jp/koyamamutuo56/entry-10672904418.html
「これは良く選んで臨まないと大変なことになりますよ!」
「一番条件のよいところで3社、書いてみますか!」
小山さんの声も弾みます。
「そうですね。フィーリングの合う出版社かどうかも合って確かめましょうね。」
世の中に活字として出すものを一緒に作るのですから、出版社や編集者との相性も大切です。
一年近く無反応だった企画は一気に動き始め、続々と出版希望の出版社が現れ、最終的には5社から連絡をいただきました。
ちょうど昔のTV番組「スター誕生」でレコード会社から一気に札が挙がる・・・そんな感じですね。
●「スター誕生」名シーン。
ボクが好きだったのは「お笑いスター誕生」でしたけど(^^;;)
ボクと小山さんは出版社の担当者と個別に訪問します。
そして企画内容の確認やこちらの希望も伝えたりして、最終的な条件を詰めていきます。
なぜ企画が急に動き始めたのでしょうか。
その理由は、17回にわたる企画書の練り直しです。
・タイトル
・章立て
・主な内容
・狙いと従来の書籍との違い
などを何回も書き直したのです。
提出した企画書だけで17個ありますから、実際にはその倍以上の企画が内部でボツになっています。
その結果として、最も魅力的な企画書が仕上がったのです。
「反応を取るための企画」まさにボクの本領発揮です(^^)
最終的に、仕事の合間を縫っての執筆となるために、時期をずらして2社のオファーを受けさせていただくことにしました。
著書出版の3つの壁。
「企画を通す壁」「執筆の壁」「販売の壁」。
今、まさに企画を通す壁を突起したのです。
しかし、二つ目の壁「執筆の壁」がボクの゜目の前に大きく立ちはだかっていたのでした。
(怒涛の執筆編につづく。)
●初めての著書「ネット戦略 逆転の法則」(ごま書房新社)は近日告知予定です。


