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20年前、自治体営業マンに届いた「奴隷への招待状」。

おはようございます。
菅谷信一です。

毎年この季節になると
思い出す光景があります。

それは、今から20年前。
前職時代の福祉施設でのこと。

障害者のために仕事を獲る
営業マンだった私は、
茨城県内の市町村84ヶ所を
走り回っていました。

欲しい仕事は
「市役所の公式サイト制作」です。

役場の庁舎を見ると、その街の
財政状況が分かります。

「こんな山村なのに、
豪華な庁舎がある。

農業が大きな利益を
町にもたらしているのだな。」

など、仮説を立てることができます。

そして、私のもとに
「コンペのご案内」という
一通の郵便が届きます。

コンペといっても、
ゴルフコンペのような
楽しいものではありません。

別名、
「奴隷への招待状」。

だいたい一ヶ月ぐらいの準備期間で
ホームページの企画を練り上げ、
当日30分ぐらい発表するのです。

採用されるのは1社のみ。

だいたい3社から7社ぐらい
参加することが多かったのですが、
落選の企業には1円も支払われません。

その場合、一ヶ月の準備が、
水の泡になるわけです。

ひとことで言うと、
一ヶ月間、「役場の奴隷」。

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私の企画は、
鹿嶋市、北茨城市など
11市町村のコンペには
見事に採用されました。

ですが、同等以上の数の
市町村では落選でした。

そうなると、「奴隷」は
翌日の昼ぐらいまで
ショックで本当に立ち上がれません。

採用の喜びよりも、
「奴隷」としての悔しさが
今でも記憶に残っている
「自治体営業マン」時代。

「こんな奴隷のような
営業活動、毎年つづくのか。
うんざりだなあ。」

当たり前の恒例行事のように
コンペの準備をする
先輩や競合を尻目に
「現状を必死で変えたい」
と強く願ったわけです。

今では私は、そうした
「奴隷ポジション」ではなく
「先生ポジション」で仕事をしていますが、
最初は私もそんなもんだったのです。

ですので私のクライアントには
「先生ポジション」の構築を
長期的な目標に掲げコンサルしています。

まずは、
「現状を必死で変えたい」
と思うところからのスタート。

現状維持は、実質後退。

あなたは、どのような現状を
「必死で変えたい」と考えていますか。

そんなことを考える
週末にしていきましょう。

菅谷信一

追伸:

出版をして「先生ポジション」に
自分のステージを上げることも
有効な「奴隷」から解放されるための
有効な方法です。

「本を書いてみたいのですが、
どのようにすればいいですか。」
という相談を最近たくさん受けています。

個別に相談、回答していますので
そのような希望がある方は、下記よりメッセージください。

https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=arms&formid=113

お一人お一人に菅谷信一からアドバイス、
メッセージを差し上げます。

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